１０月５日、第３９回全国商工会議所女性会連合会（以下「全商女性連」）富山総会が富山国際会議場で開催され、全国から参加した２８１商工会議所女性会の会長・副会長ら約９００人が一堂に会し、当女性会からは会長・副会長２名が参加しました。



総会では、全商女性連齋藤朝子会長より「厳しい経営環境が続くが、皆で果敢に取り組んでほしい」との挨拶を始め、来賓挨拶及び来賓・役員の紹介の後、各委員会の活動報告が行われました。 引き続き、第６回女性企業家大賞の授賞式が行われ、図書館運営の受託事業に取り組んだ最優秀賞の谷口とよ美さん（（株）リブネット　代表取締役）に表彰状が手渡されました。

総会終了後、富山市長　森　雅志氏より「人口減少時代を見据えたまちづくり」と題して、記念講演がありました。お団子と串の都市構造を目指していて、公設民営の富山ライトレール（株）の路線を串とみなし、団子は串で結ばれた徒歩圏、つまり駅を中心に団子を作り、まちづくりをしているそうです。
現在２ヶ所の駅が命名権（ネーミングライツ）の募集により、企業名のついた駅名になっています。 他にも寄付金により、記念メッセージ付ベンチを置いたり、６５歳以上の人は、中心部で下車すると２００円引きになるなど、若い市長のアイデアの豊富さとまちづくりに対しての情熱を感じました。

翌日のエキスカーションでは、人気の高かった「岩瀬とライトレールコース」に参加。 カラフルな低床車体の新型路面電車に乗り、岩瀬浜駅で下車しました。線路の周辺は住宅街が多く、高松の街並みと違った印象を受けました。
昼食では、富山湾で獲れる「白えび」をいただきました。岩瀬地区では、北前船廻船問屋森家などを見学し、当時の桁外れのお金持ちの生活の一端を垣間見ることができ、楽しい一日でした。