会長に穴吹惠美氏を再任
去る5月22日、丸亀町レッツホールにおいて、会員79名(委任状出席者28名含む)が出席し、平成19年度通常総会を開催。平成19年度の事業計画・収支予算等の議案が承認可決された。役員改選では、会長に2期目となる穴吹惠美氏((株)穴吹工務店 取締役社長室長)が再任されたのをはじめ、副会長、常任理事等新役員が選任された。
●高松商工会議所女性会会長・副会長(敬称略)
会 長
|
穴吹 惠美
|
(株)穴吹工務店
|
副会長
|
河成いつ子
|
(有)川福本店
|
副会長
|
梶 早苗
|
(株)アロバー
|
副会長
|
平木あつ子
|
(株)SBC
|
副会長
|
吉田 洋子
|
ナイスタウン出版(株)
|
総会終了後、講演会を開催した。概要は次のとおりである。
テーマ「活力あるまちづくりのために」
講師:高松丸亀町商店街振興組合 専務理事(現 理事長)古川 康造 氏
丸亀町は400年余りの歴史がある商店街である。500年祭も迎えることができる街づくりを目指し、再開発に踏み切った。
特徴としては、「定期借地契約」を結び、土地の所有と建物の使用を分離し、まちづくり(株)が一括して土地を借り上げ、運営を行っている。
また、商店街を7つの街に区切り、街区ごとに一定のデザインコードをもとに、再開発を進める「小規模連鎖型」を採用することにより、スピードアップを図っている。
他県の失敗例を徹底的に研究し、民間主体の再開発ということで、注目されており、視察の依頼も多い。
6月30日にはドームも竣工予定で、毎週末イベントを開催する予定である。ただ、ドーム下は市道のため使用許可が必要なので、将来的には買い取ることも検討している。
昔は商店街に人が住んでおり、私も子供の頃は、お店が閉まってから、アーケードの下でよく遊んだものだ。今は商店主も郊外に家を持つ人が多い。店舗の上には分譲マンションも建設しており、人が訪れるだけでなく、人が住む街づくりを目指している、とのお話であった。
講演後、古川専務理事の説明を受けながら壱番街ビルを視察した。 視察後、会場を壱番街の中にあるパパスカフェに移し、古川専務理事、谷本当所専務理事出席のもと懇親会を開催。さらなる女性会の発展を誓った。
商店街で育った私には、古川様のお話は共感しました。商店街は、幼稚園、小学校と通学に勉学に私たちを暖かく見守ってくれました。
ますます賑わい続ける丸亀町になって、地域の育ちゆく子供たちの応援を心からお願いします。
常任理事 百々路 三恵子
|