高松商工会議所女性会  
 
トップページ 女性会について ご入会 ご案内 ご報告 会員のみなさま リンク
ご報告


記事一覧

バックナンバー




2月例会を開催【2/5】
2008年2月5日

2月の例会は、22日に当所女性会が実施するマンモグラフィ検診に合わせ、高松赤十字病院呼吸器・乳腺外科部長 吉澤 潔 氏をお迎えし、「知って克つ−乳がんのこと」と題して講演会を行い、乳がんについての様々なデータを見ながら説明を受けた。

日本では、アメリカやイギリスと比べると乳がんの発症率は低いが、死亡率は上がっている。検診で発見される乳がんは初期の場合が多く、受診率が上がると罹患率も上がるが、死亡率は下がるため、マンモグラフィ検診の受診率が高くなってきているアメリカなどは、死亡率が下がってきていると思われる。

香川県はマンモグラフィ検診の受診率は17%であり、全国で12番目である。全国レベルで見ると死亡率は低く、初期で発見されることが多いようだ。
乳がん再発の可能性は、3〜4年後と6〜7年後の2回にピークがあり、10年の長いスパンで見ないといけないのが通常の癌と違うところである。
40歳を超えると発症率が急激に高くなるので、2年に1回の自治体のマンモグラフィ検診を受診し、翌年は個人で超音波検査を受けるなどが望ましい。あわせて、自己検診を心がけ、少しでも違和感があれば、検査をうけてほしい。

社会全体として、乳がん検診に対する意識がまだまだ低いので、経営者の立場として女性社員の検診を実施してほしいなどのお話に、予定していた1時間はあっという間に過ぎ、会員は真剣な面持ちで講演に聞き入っていた。

「なぜ、乳がん検診が必要なの?乳房に痛みも何の変化もないのに
どうして検診が必要なのかなあ?」
30才から65才までの女性がかかるガンの死亡原因のトップは、「乳がん」です。日本では、およそ20人に1人の割合で、乳がんにかかっています。「乳がん」の検診に抵抗を感じていたものとして、検診で早期発見することは、乳房も命も助かることを発見しました。
副会長  梶 早苗



高松商工会議所女性会 〒760-8515 高松市番町二丁目2番2号 TEL(087)825-3504 FAX(087)825-3525
Copyright(c)2007 Takamatsu chamber of commerce and Industry Businesswomen's Club.