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「新高松市長を囲む会」を開催【7/27】
2007年07月27日

去る7月27日に、7月例会と合わせて、「新高松市長を囲む会」を開催した。大西高松市長様のお話を直にお聴きすることができる機会とあって、42名が出席。 講演終了後は、会員からの様々な質問が飛び出し、充実した会であった。 概要は次のとおりである。


人口減少社会に突入し、財政状況も厳しい中、地方分権に向けて高松市が基礎的自治体として取り組んでいかなければならないことは多い。近隣6町と合併し、面積は旧と比べ2倍、人口は1.3倍になった。今後は、多様な地域と資源を抱えてのまちづくりを進めていかなければならない。 わが国は、世界第2位の経済大国でありながら、豊かさが実感できておらず、社会システムが遅れており、全国画一的なものになっている。そこで、真に住民と向き合いながら、サービスを提供することが、住民の満足度アップに繋がるということから地方分権改革がスタートした。この改革は、明治維新、戦後改革に次ぐ、第3の改革と言われている。  現在、平成20年から27年までの高松市新総合計画の基本構想を策定中である。この、基本構想策定の参考にするために、高松市内25地区において対話集会を開催中である。  基本構想は、地方自治法により、市町村に策定が義務づけられているもので、中身については4期に分けて計画しており、時代の流れを踏まえ、拡散型まちづくりからコンパクトで持続可能な地域コミュニティを軸としたまちづくりの展開を目指している。

 この中で、6つのまちづくりの目標とその目標の実現にむけての政策、施策を掲げている。その目標は、@心豊かな人と文化を育むまちA人と環境にやさしい安全で住みよいまちB健やかでいきいきと暮らせるまちC人がにぎわい活力あふれるまちD道州制時代に中枢拠点性を担えるまちE分権型社会にふさわしいまちである。  将来の高松市の人口は、平成27年に409,000人、平成62年に298,000人と推計される中にあって、活力を失わないコンパクトで持続可能なまちづくりを進めなければならない。  これからは、自分達のまちは自分達でつくるという意識を持ち、行政に参加して意見を出してほしい。  ちなみにある調査では、全国780市中高松市の住み易さは28位、中核市35市の中では3位、中・四国では1位であると結果が出ている。大変すばらしいことであり、今後とも皆様方と共にまちづくりを推進していきたい。


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