高松テルサにおいて、開催した9月例会は33人の出席者のもと、(株)百十四銀行営業統括部 部長補佐 岡部久美子氏から「私の体験談」と題して講演があった。
【講演内容】
こうして皆様の前でお話できることは光栄であるが、実は緊張している。しかし、人から見られていることは、人を成長させるので緊張することも必要である。皆さんは経営者の方が多いと思うが“その会社の広告塔である”という意識を持っていただきたい。
長く勤めるとキャリアウーマンと呼ばれるようになるが、年齢だけのキャリアウーマンにはなりたくない。長く勤める=キャリアとはいえない。
・会社のお給料は誰からもらっているか⇒お客様である。
・自分の1時間のお給料はいくらか、考えたことはあるか。
朝から夕方まで働いて、会社に自分の足跡・功績を残す。その報酬としてお給料が支払われるということを認識しておく。
プロとアマの違いは何か。簡単なことを難しく表現し、オーバーにするのがアマであり、どんなに大変な仕事もさりげなく、さらりとこなし、指名で仕事を取れるのがプロである。働くならばプロを目指してほしい。
また、経営者は社員にコスト意識・危機感を持たせる。社員にもオーナーシップを持たせ、自分の経営意識を伝えるようにしておくとよい。社員を大事にすることはいいことだが、オーナーは言いにくいこともはっきりと言わなければいけない。そして、気づいたことがあればすぐにそこで言う。言い方ひとつで人は変わる。それには言う者の人格が必要である。私は、良い上司に恵まれていたと思う。
自分を磨くには、苦言(アドバイス)を言ってくれる人を持つことが大切であると同時に、ほめてくれる人を持つこと。相手の欠点が見えれば、反面教師として自分を見つめ直すとよい。そして、自分ができなくても、自分の人脈の中にできる人を持っていることは強みである。
私は常に、「感性の曇らぬ努力」そして、男性のように考え、レディのように振舞えたらと思っている。
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