今年度2回目となる例会は、人材育成コンサルタント加藤美智子氏を講師に迎え、「エグゼクティブ・マナー」と題し、ビジネスマナーを再確認する研修を行った。
この研修は、経営者は経験を積んでいるものの、新入社員教育などを受けていないため、改めてマナーを学ぶ機会があればと企画されたもので、参加者(28人)は講師の言葉に熱心に耳を傾けていた。
研修では、また会いたいと思わせる素敵な女性はどんな女性かについて、グループごとに話し合い、発表。笑顔が素敵な人、話題の豊富な人など様々な意見が出された。講師から、話し合うために向き合った時の表情が素晴らしいとほめられると、会場は盛り上がり、笑顔の花が咲いた。
礼儀正しいという言葉には、マナー(形である作法)とエチケット(心である思いやりや心遣い)との2通りの捉え方がある。新人の時は、エチケットがあればマナーが十分でなくても許されるが、年数を経るとエチケットだけでなく、マナーも求められるようになる。状況に応じて変えられることがマナーの基本であるということから、何の企業努力もしないでいると5年後にはお客様がゼロになること、第一にお客様に接することが多い従業員教育が大切であるなど、経営者としての心構えについて話があった。
また、参加者同士で名刺の受け渡しなどを実際に行った。今までの常識と違うことに驚きの声もあり、質問が飛び交うなど、充実した研修となった。
経営者として、今日のように色々学び場を受けることの難しく、自分で学習(本を読み)、人の振りを見て、善し悪しを考えてきたと思います。先生の教え、大変参考になりました。ありがとうございました。
監事 石田 八千代
|