高松天満屋バンケットルームにおいて、会員74名(委任状出席者33名含む)が出席し、平成20年度通常総会を開催。総会では、平成20年度の事業計画・収支予算等の議案が満場一致を持って、承認可決された。
また、総会に先だち、高松地方裁判所長 佐藤武彦氏より「裁判員制度について」のテーマで講演。平成16年5月に法律が定められ、来年5月の実施に向けて準備が進められている裁判員制度は、
殺人、強盗など社会的影響力の大きい事件を対象としている。
国民が裁判に参加する制度は、アメリカ、イギリス、カナダなど世界の国々で広く行われている。
刑事裁判に国民が直接かかわることは司法に対する信頼性の向上につながり、刑事裁判に市民の感覚・常識を取り上げていくことでもある。
選ばれた6人の裁判員は3人の裁判官とともに判断するため個人判断ではないこと、裁判に掛かる日数をできるだけ短くなるよう工夫し、数日間で終わらせる、IT機器を使用し、難しい専門用語を避けるなど、わかりやすい裁判にしたいと裁判員制度への理解を求めるとともに、積極的な参加を呼びかけた。総会終了後、谷本当所専務理事ご臨席のもと、懇親会を開催。さらなる女性会の発展を誓った。
|