―観音寺に県下女性会メンバー120人が集う―
すばらしい秋晴れの下、来賓に島観音寺商工会議所会頭・秋山専務理事を迎え、厳かに式典が行われた。
続いて、渥美雅子氏(弁護士・女性と仕事の未来館館長)から、「良い経営者、良い女への出発とは」と題し、講演があった。渥美さんは、43年に渡る弁護士活動を通して、女性の自立を支援してきた経験から、さまざまな事例をもとに、人として、女性として、そして経営者として目指すべき姿を説く。
生活者の目線に立った「虫の目」を持ち、常に周囲を眺めつつ、きめ細かいビジネスを行う。そして、経営者としては、社会的視野である「鳥の目」を持つ。この両方の目線を持ち、これからは、女性が主導役となって、生活者の目線に合った新しいビジネスを展開されることを期待していると締めくくり、参加者は熱心に聞き入っていた。
懇親会では、倉本秀雄氏(日本ヨーガ同友協会会長)から、「経営者のための健康管理」と題した実技講演があった。倉本さんは健康を保つためには、まず、体から健康にすることが大切と説く。体が変わるとおのずと心も変わる。長生きは呼吸の長さ、深さと比例している。体と息と心の調和を心がけ、常に笑顔で、人・ものを愛するということこそ、最も健やかになれる方策であると呼びかけ、参加者は心身ともにリラックスすることができた。
その後、趣向を凝らした観音寺女性会のアトラクションで会場は沸き、次回開催地である多度津女性会の伊原会長からユーモアたっぷりのPRで締めくくられた。
県下女性会が一層の親睦を深める有意義なひとときとなった。
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